歯周病治療/予防歯科の施術項目
- Step1.歯周組織検査
- Step2.プラークの染色
- Step3.歯磨きの練習、苦手克服(TBI)
- Step4.歯石の除去
(Scaling Root Plaining) - Step5.ステイン、バイオフィルムの除去(Air Flow/NSK)
- Step6.研磨(Polishing)
- Step7.フッ化物塗布
〒106-0047 東京都港区南麻布1丁目3−7
プレール麻布仙台坂 1階
デンタルクリニック麻布仙台坂では歯周病治療/予防歯科の一環としてPMTCという施術を行なっております。
PMTCとは、歯科衛生士による歯科専用の器具を用いたクリーニングのことを指します。
20歳以上の患者様に関しては歯周組織検査という歯周病の検査を行なっております。
歯周病の進行状況を「出血」「ポケットの深さ」「動揺度」といった点で評価を行います。
歯と歯茎の間には小さな溝があります。
歯磨きが上手に出来ていないとプラークという細菌の塊が付着してしまい、歯茎は炎症を起こしてしまいます。
炎症反応により歯の周りの組織が破壊されていく病気を歯周病と言います。
炎症を起こした歯茎は簡単に出血するようになり、やがて口臭がしてきたり、重度になってしまうと歯がぐらぐら揺れるようになります。
歯周病は日本人が歯を失う原因の1位である感染症です。
歯茎から血が出る・歯茎が腫れる・口臭がする
歯茎から血が出る・歯茎が腫れる・口臭がする・歯茎が下がる
歯茎から出血・口臭がする・歯茎が腫れる・歯が揺れる
歯茎から出血・口臭がする・歯茎が腫れる・歯が抜けることも
しっかりと歯磨きをしたつもりでも歯ブラシの当て方が上手でないと、歯の60%程度しか磨けていません。
デンタルクリニック麻布仙台坂では細菌の塊(プラーク)を専用の染め出し液で染色することで、患者さまでもプラークを視認しやすいような取り組みをしています。
付着して間もないプラークはピンク色をしており、時間が経って成熟したプラークは青くなります。
わずか1mgのプラークには数億の細菌が存在しており、その細菌の影響で口臭がしたり虫歯や歯周病が進行していくのです。
歯磨き器具の使い方や種類など患者さまに合った歯磨き指導を行い、日々のブラッシングがより効果的になるようにサポートします。
歯周病が進行すると歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)が深くなります。
歯周ポケットの内部にはプラークが硬くなって出来た歯石が付着しています。
歯石は歯面に強固に固着しているので歯磨きでは残念ながら取れません。
歯を傷つけないように必要最小限の強度で超音波振動を加えて歯石を除去します。
歯石を除去しながら歯の表面も滑沢にします。
*歯周ポケットが深い場合(5mm以上)は歯石を完全に除去出来ない場合があります。
炎症の状態を注意深く精査し、必要に応じて歯周外科処置をご提案する場合がございます。
歯の表面にはステインという着色やプラーク(バイオフィルム)という細菌の塊が付着しています。
僅か10μmの大きさの炭酸カルシウムの粉末を噴霧することで歯を傷つけずにステインやプラークを取り除きます。
プラークやステインを落とした後は、細菌が再付着しにくいように表面を滑沢に磨きます。
歯科専用の歯磨剤を使用することで普段の歯磨きとは違ったツルツルとした歯面になります。
歯の状態に合わせて歯面にもトリートメントを行うと、より健康的で綺麗な歯へと変わっていきます。
CCPーACPのミネラルパック
歯に必要なミネラル(カルシウム、リン)を高濃度で歯に供給します。
また、口腔内での中和作用や緩衝作用があるので、虫歯菌の影響で酸性になりやすい口腔内を早期に中性へと戻す効果があります。
歯の表面はハイドロキシアパタイトと結晶構造をしています。
フッ化物を塗布することによって、表面がフルオロキシアパタイトという構造に変化します。
表面の構造が変化すると虫歯菌による抵抗性が増して虫歯になりにくい歯へと変わります。
*フッ化物は唾液と混じりながら低濃度になる過程でゆっくりと歯に取り込まれます。
施術の後は30分ほどご飲食はお控え下さい。