〒106-0047 東京都港区南麻布1丁目3−7
プレール麻布仙台坂 1階
東京都港区麻布十番の歯医者「デンタルクリニック麻布仙台坂」のブログです。
麻布エリアにお住まいの方を中心として、地域密着の歯科医療を目指しております。
本日はインプラントについて。
インプラントは「怖い」や「いい話を聞かない」といったネガティブな印象を持っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
当院にお越しの患者さまでも「家族がインプラントをしたけど、ダメになった。だからインプラント以外で、先生考えてちょうだい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
実際のところ、どうなのでしょうか。
医療は日進月歩で、特に歴史の浅いインプラントという分野は技術革新が目覚ましい分野と言えます。
昨今のインプラントは、莫大な研究結果とともに改良に改良が繰り返されて、以前のものとは比べ物にならない程に製品としての信頼性は高まっています。
今では、
『診断』『技術』『メインテナンス』の3つを正しく行なうことが出来れば、インプラントは第二の永久歯としてトラブルなく快適な治療法と断言できます。
本日はそのインプラントを成功させるために必要な3つのこととして、
『診断』『技術』『メインテナンス』についてご案内します。
その1.
診断
患者さんとインプラントの計画を立てる際に、『診断』という作業が必要になります。
インプラント治療にはしっかりとインプラントを支えてくれる『骨』が大切です。
「ここにインプラントの歯が欲しいんだけど、その下にはしっかりとした骨があるのかな‥。」
模型や、CTを使って、事前にインプラント手術のシュミレーションを行います。
*症例は今後、矯正予定です。
噛み合わせを考えて、まずは歯の形や位置を決めて、その真下に骨があるのかを考えていく考え方をトップダウントリートメントといいます。
トップダウンで考えることで、インプラントのトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
勿論のことながら
事前に計画を立てた位置に、『正確に』インプラント を埋入する技術も必要です。
「深さ」「角度」を三次元的に再現する必要があります。
インプラント の位置でインプラント の成功の大半は決まってしまいます。
<術後。プラン通りの角度、深さが再現できている>
余談ですが、
他院で『骨が足りないからインプラントが出来ないよ』と言われたことはないでしょうか?
CT検査をすることによって、「骨が足りない」といった内容も診断できます。
もし、骨が足りないと言われた場合は、諦めるのはまだ早いです。
失った骨を回復させる骨造成という方法もあります。
その2.
技術
インプラント治療に関しては、技術面も非常に大切です。
デンタルクリニック麻布仙台坂の歯科医師はこれまで数々の講習会に参加し、日々診療技術の向上に努めております。
しっかりとした診断と技術が伴うと、見た目としても本当の歯が戻ったかのように美しく、かつ、よく噛めて快適な食生活を送ることが可能になります。
その3.
メインテナンス
しっかりと噛めるようになったら、今度はメインテナンスが必須になります。
インプラントの治療は術後のケアがとても大切です。
2,3ヶ月に1度のメインテナンスを推奨しております。
当院では、担当衛生士制をとっており、初診の際に担当した歯科衛生士が治療終了まで一貫して対応します。
患者さんの気持ちに寄り添いながら、優しく時に厳しくサポートしていきますので、一緒に頑張りましょう。
インプラントの手術の成功率は口腔内の細菌数が影響するという論文があります。
日々のセルフケアがとても大切なので、クリーニングではセルフケアの仕方も徹底してお伝えしていきます。
いかがでしょうか。
冒頭で、インプラントに対して否定的なご意見があるというお話をしましたが、少しづつ考え方を変えてみても良い時代ではないだろうかと感じております。
インプラントは、見方を変えればご自身の歯を守るための治療法と考えることもできます。
他にも歯を補うにはブリッジと入れ歯がありますが、
ブリッジは周りの歯を大きく削る必要がありますし、入れ歯は一番後ろのご自身の歯に大きな負担がかかります。
それに対して、インプラントは周りの歯を犠牲にすることがありません。
単独で噛むことができるので、残されたご自身の歯にかかる負担を支えてあげることが出来ます。
もちろん、当院はインプラントだけが最善唯一の方法と思っている訳ではありません。
あくまで患者さんの希望を叶える一つの手段です。
ゆっくり相談して、あなたのお悩みを解決していけたら嬉しく思います。
インプラントに関してさらに詳しく知りたい方は下画像からリンクするとストローマングループサイトへ移動できます。
東京都港区南麻布1丁目3-7
港区麻布十番でインプラント治療をお考えの方はご相談下さい。
デンタルクリニック麻布仙台坂