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自宅で出来る!お口の専門家がお伝えするセルフケア

自宅で出来る!お口の専門家がお伝えするセルフケア

デンタルクリニック麻布仙台坂のブログです。

麻布十番エリアの方々を中心として歯科に関連する情報を発信しております。

最新の歯科情報と普遍的な歯科医療の情報を中立的にご紹介します。

 

 

本日は、昨今の世界情勢とセルフケアについてのお話。

 

 

 

2019年末より中華人民共和国湖北省武漢市において原因不明の肺炎が広まり、後にコロナウイルス(COVID-19)と名前がつけられました。

 

感染は世界中に急速に拡大し、日本でも現在進行形で感染が広がっており、政府も慎重かつ踏み込んだ対応を求められる事態となっております。

 

小池都知事の要請にて、都民は不要不急の行動は控えるようになり、テレワークを主体とした在宅での勤務や待機を余儀なくされるようになりました。

 

 

もちろん歯科においても、口腔外科学会や日本歯科医師会などといった機関から注意喚起がなされており、歯科医院が感染の媒介とならぬように一層の注意が求められています。

 

 

現在当院では最小の人員配置で治療に取り掛かっております、「要」や「急」といった患者さまの対応をしております。

 

 

クリーニングやリコールといった緊急性が他疾患と比較して低いものに関しては、誠に申し訳ありませんが日程変更のご連絡を差し上げており、ご理解を頂いております。

 

アポイント変更のご協力、ご理解を頂きました方々におかれましては大変有難うございました。

 

 

改)2023年は診療枠に制限を設けず、通常通り運営して参ります。

 

感染対策には引き続き注意を払い、安心してご来院頂ける環境を目指して参りますので変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

 

 

 

 

さて、コロナウイルスの影響で飛沫感染というワードが話題となりましたが、コロナウイルス以外にもお口の中には歯周病菌(P.gingivalis,Treponema denticolaなど)や虫歯菌(S.mutans)がいて、毎日感染のリスクはあるのです。

 

歯科医院にもなかなか通いづらい今だからこそ自宅でのメインテナンスはとても大切にしましょう!

 

 

 

 

<こだわりの歯磨き編>

 

1.歯ブラシの選択

みなさんどのような歯ブラシを選んでいますか?

 

様々な業者さんで販売されていますが、ヘッドの小さいものが細かいところまで毛先が届くのでオススメです。

 

 

毛の固さもすごく大切です。

歯茎が腫れている方や歯周病が中等度~重度の方は歯周病専用の歯ブラシをご提案しております。

 

 

⬇︎当院での歯周病専用歯ブラシ⬇︎

 

毛先が非常に細く、歯周ポケットの中まで届きやすい設計です。磨き方は後ほど。

 

 

 

 

電動ブラシを使うのはどうですか?とよく質問を受けます。

 

個人的にはとても良いと思います。しっかりとしたメーカーのものはプラーク除去効率のよい振動数で動くので、歯磨きの質が手磨きよりも良くなります

ただし、歯ブラシの当て方が一番大事、歯面に適切に当たっていないとダメです。

 

 

 

⬇︎個人的にはこちらがオススメ⬇︎

Philips sonicare

<Philips サイトへ>

 

 

2.補助器具の選択

 

フロスはご存知でしょうか。フロスもたくさんあります。

 

 

歯ブラシだけでは歯の60%程度しか磨けません、しかも虫歯や歯周病になりやすい歯と歯の間はなかなか毛先は届きません。

 

そこで活躍するのがフロス。

 

 

⬇︎初めての方はこちらがオススメ⬇︎

REACH mint waxed

<amazonで購入>

 

初心者にオススメのポイントは繊維が細くてワックスがついているので、歯と歯の間に挿入しやすいところ。

ぜひ試してみて下さい。

 

 

 

『しっかり』『ごっそり』プラークを取りたい方はこちらがオススメ

 

 fluorfloss

<amazonはこちら>

 

撚り糸のような繊維の集まりでプラークをしっかりと絡め取ります。少し太いので引き抜くときに力がいる場合があります。

適合が悪い銀歯が入っていると、外れやすいかもしれません。上級者用です。

 

 

 

 

3.歯磨きの仕方

まずは皆さんプラークとはどんなものかご存知でしょうか。

細菌の塊のことをプラークといいます。

 

正直なところ、写真にうつるプラークは分かりにくいですよね。

 

 

歯周病はこのプラークの中に含まれる細菌が引き起こす炎症であり、歯を支える組織が溶けていく病気です。

 

<歯周病に関してもっと詳しく知りたい方へ>

 

 

炎症が重度に進むと、歯は揺れるようになり、いずれは抜けてしまいます。

 

 

そんな怖い病気なのに、痛みは出ませんし、原因のプラークが目ではよく分からないので、気づいた時は重篤な状態になっているということも多い疾患でもあります。

 

 

 

では、もっとプラークを見えるようにしましょう。

 

 

当院で採用している染め出し液は『成熟したプラーク』とまだ『付きたての若いプラーク』が2色で染め分け出来ます。もちろん成熟したプラークは細菌数も多く、歯周組織に長期に炎症反応を生じさせているものです。

 

市販のものであれば『歯 染め出し液』などで検索してみて下さい。

 

 

 

鉛筆を持つように歯ブラシを持って、歯茎は傷つけずに染め出したプラークを磨き落としていきましょう。

 

写真のように歯と歯の間にあるプラークにはフロスが有効です。ぜひ試してみて下さい。

 

 

 

 

歯周病の方は、特に注意が必要です。

歯周病に罹患すると歯茎の中(歯周ポケット)まで綺麗にする意識を持つ必要があります。

 

 

絵のような角度で歯周ポケットまで歯ブラシを挿入して歯茎の中にあるプラークを掻き出すことをイメージしましょう。

 

 

 

いかがでしょうか。

お口の中にも感染症はあります。健康な口腔内環境でいつまでもご自身の歯で食事を楽しみたいですね。

 

 

デンタルクリニック麻布仙台坂

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