インプラントを利用した歯科治療｜ブログ｜デンタルクリニック麻布仙台坂｜麻布十番の歯医者・歯科　インプラント

インプラントは歯を失った部分を補填する歯科治療です。人は様々な理由で歯を失います。虫歯や歯周病といった細菌感染症によって歯を失う場合もあれば咬合力によって歯が折れてしまう場合もあります。

しっかりと歯で噛むということは食事の楽しさに繋がります。もちろん消化にも繋がります。そして何より食べることが楽しくなると日々の活力も自然と出るものです。私たちは歯科治療を通して皆様の生活を明るくしたいと考えています。

歯を失った部分はインプラントを利用することでもう一度噛むことが出来る様になります。インプラント以外にも失った歯を補填する治療もあります。歯の欠損を補う5つの方法を参考にしてください。当院ではセルフケアの容易さや咬合の安定性を考慮してインプラントを推奨しています。ただし、インプラントにも感染や破損が起こる場合があるので、重篤な歯周病の既往がある方や歯軋りがある方は高リスクのために慎重な吟味が必要です。様々な要素を比較検討して治療選択を行うことが肝要となります。

インプラントを推奨する点

・日々のケアが容易
・しっかりと噛むことが出来る点
・審美的に優秀である点

 

vインプラント治療の流れについて

まずは口腔内の細菌数を減らすところから始まります。クリーニング(歯石除去)を行うことで口腔内の細菌数を減らすとインプラント周囲炎に罹患するリスクが減少します。中等度〜重度の歯周病の方はインプラント周囲炎に罹患するリスクがあるのでインプラント治療後も3,4ヶ月に一度の歯科医院でクリーニングを推奨しています。歯周病の既往がある方であっても細菌のケアが上手に出来ていればインプラントは長期的にトラブルなく使用することが可能です。また、他の全身疾患との関連もしっかりと把握する必要があります。インプラントには健全な骨が必要になるので骨粗鬆症の薬を飲んでいる方はしっかりと歯科医師に申告をして下さい。循環器の疾患をお持ちの方や腎臓や肝臓に疾患がある方も歯科医師と相談が必要になる場合があります。

 

 

細菌の上手なケアが出来るようになれば実際のインプラント治療に向けた診断が必要になります。CTを利用した三次元的な骨の状態を把握します。適切な骨の厚みや高さがあればインプラント治療を行うことが可能です。

インプラントには外科手術が必要です。1本の標準的なインプラント手術であれば30分程度でストレスも少なく終了することもあります。複数の歯や骨造成が必要な場合は数時間の手術になる場合もあります。インプラント治療が不安な方向けに静脈内鎮静法というウトウトする麻酔も存在します。治療の前に点滴から眠くなる薬を適量作用させて手術に臨み、気が付いたら治療が終了します。インプラント治療を受けることが出来る歯科医院では麻酔科の先生と提携している医院も多いので、治療前に歯科医師とご相談ください。

 

 

手術の後は骨と結合するする期間を3週間〜数ヶ月設けます。骨の状態やインプラントの種類によって待機期間は変化します。インプラントと骨が結合したら被せ物を製作します。

 

しっかりと噛めるようになると食事が楽しくなり、消化も良くなります。気持ちが前向きになり、日々の活力にもつながります。私たちは歯科治療を通して皆様が明るく快適な暮らしが出来るようにサポートして参ります。