〒106-0047 東京都港区南麻布1丁目3−7
プレール麻布仙台坂 1階
「冷たい飲み物を飲むと歯がキーンとする」
「歯ブラシを当てると一瞬ピリッと痛む」
「アイスや冷たい水がしみるようになった」
このような症状は、知覚過敏(象牙質知覚過敏症)の可能性があります。
知覚過敏は、むし歯ではないにもかかわらず、冷たいものや甘いもの、歯ブラシの刺激などによって、一時的に歯がしみたり痛んだりする症状です。
ただし、「歯がしみる」という症状があるからといって、必ずしも知覚過敏とは限りません。むし歯や歯のひび割れなどが原因となっている場合もあるため、まずは原因を確認することが大切です。

歯の表面は「エナメル質」という硬い組織で覆われています。
しかし、歯ぐきが下がって歯の根が露出したり、歯の表面がすり減ったりすると、エナメル質に覆われていない「象牙質」が露出することがあります。
象牙質には、歯の神経につながる細かな管が存在します。
そのため、冷たいものや歯ブラシなどの刺激が神経に伝わりやすくなり、「キーン」「ズキッ」とした一時的な痛みを感じることがあります。

知覚過敏は、さまざまな原因によって起こります。
加齢や歯周病、強すぎるブラッシングなどによって歯ぐきが下がると、歯の根の部分が露出し、知覚過敏が起こりやすくなります。
「しっかり磨こう」と思うあまり、歯ブラシを強く当てすぎると、歯や歯ぐきに負担がかかります。
特に、歯と歯ぐきの境目を強く磨く習慣がある方は注意が必要です。
歯ぎしりや食いしばりによって歯に強い力がかかり続けると、歯の表面がすり減ったり、歯の根元に負担がかかったりすることで、知覚過敏につながることがあります。
酸性の飲食物を頻繁に摂取することで、歯の表面が溶ける「酸蝕」が起こり、知覚過敏の原因になることがあります。
知覚過敏の治療は、症状の原因や程度によって異なります。
まずは、歯の状態や歯ぐきの状態を確認し、むし歯や歯のひびなど、知覚過敏以外の原因がないかを確認します。
そのうえで、
など、原因に合わせた治療を行います。
歯がしみると、痛みを避けるためにその部分を磨かなくなってしまう方もいます。
しかし、磨かないことでプラークが残り、むし歯や歯周病につながる可能性があります。
大切なのは、痛みを我慢して強く磨くことでも、磨かないことでもありません。
歯や歯ぐきの状態に合わせて、適切なブラッシング方法を身につけることが重要です。
知覚過敏の痛みは、一般的に刺激を取り除くと短時間で治まることが多いのが特徴です。
一方で、
といった場合には、むし歯や歯のひび、歯の神経の炎症など、別の原因が隠れている可能性があります。
「冷たいものがしみるだけだから」と自己判断せず、症状が続く場合は一度歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
知覚過敏は、単に「歯が弱くなったから」起こるものではありません。
歯ぐきの状態やブラッシング方法、歯ぎしり・食いしばり、食生活など、さまざまな要因が関係しています。
当院では、歯や歯ぐきの状態を確認しながら、なぜ知覚過敏が起こっているのか、その原因を考えたうえで、一人ひとりに合わせたケアをご提案しています。
「冷たいものがしみる」「歯磨きするとピリッとする」など、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。