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あんしんインプラント

あんしんインプラント

  • 2021年2月11日
  • 2024年1月5日
  • 症例

 

 

あんしんしてインプラントを受けて頂くためにインプラント関連情報を提供しています。

 

昨今では認知度が高くなったインプラント治療ですが、初めての方は興味があれども少し怖いのではないでしょうか。

 

そんなインプラントを安心して受けて頂けるように「ストローマンガイド」というオプションがあります。

 

ストローマンガイド

~straumann guide~

 

 

インプラントはストローマンガイドを使いましょう

ストローマンガイドとは、インプラント製品の世界シェアNo.1であるストローマン社製のインプラント補助装置のことをいいます。

 

CT(Dicom データ)の情報と視覚的なスキャンデータ(STLデータ)を統合し、歯科医師がコンピュータ上で事前にインプラント埋入位置をシュミレーションします。その計画した適切な位置を実際の手術の際に高精度で再現することをストローマンガイドは可能とします。

 

ストローマンガイドの手順に沿ってインプラント手術を行うことで、熟練の歯科医師でも新人の歯科医師でも大きな技術的な差が生まれずに安心してインプラントを成功させることが可能になります。

 

インプラントの症例

それでは実際の症例でステップごとにご説明します。

 

 

当院には、歯がグラグラするということで来院されました。

 

生まれつき大人の歯が1本足りず、生え変わることなく大人になっても乳歯が残っていました。

 

残った乳歯は根っこが短く、咀嚼の力に耐えることが出来なくなっています。

 

患者さまはインプラント治療を希望しており、まずは乳歯を抜くところから治療がスタートします。

 

 

歯を抜く理由は様々です。

今回のように乳歯の晩期残存以外にも、「歯が折れた」「深い虫歯」「重度の歯周病」など歯を抜くと一言で言っても患者さまそれぞれに違った理由があるのです。

 

 

 

さて、歯を抜いて2週間もすると、歯を抜いた穴はピンク色の粘膜で綺麗に覆われます。そこでインプラントの計画に入ります。

 

 

上下のかみ合わせを考えながら、治療を進めなくてはなりません。

 

かみ合わせファーストな考え方は基本理念として大切なことです。

 

 

上の写真のように、グレーのワックスで理想の歯の形を彫刻し、形態をチェックします。その後、カメラでスキャンして画像データを取り込みます(データその①)。

 

 

 

 

次にCTを撮影します。

インプラントは骨に留置するので、十分な骨があるかどうかを確認する必要がるのです(データその②)。

 

 

さて、得られた①と②のデータを重ね合わせると、理想の歯(前述のグレーワックス)の真下に骨がしっかりとあるのかどうかを確認できます。

 

下の画像では、グレーのワックス部は黄色に描かれています。

 

(黄:模型の表面 青:インプラント予定位置)

 

(青:インプラント予定位置)

 

 

これらの重ね合わせのデータを元に作られたインプラント補助装置が「ストローマン ガイド」です。

 

インプラントに大切な角度や深さをシュミレーションのイメージを高精度で再現することが出来ます。

 

(ストローマン ガイド本体)

 

(⬆︎実際の手術⬆︎)

 

ストローマンガイドを使用すると、深さや角度が既定されているのでプロトコールに準じて治療を進めるだけで理想の位置にインプラントを留置することが出来るのです。

 

 

 

インプラントというものはメディアを中心として偏った悪い見方をされている時代もありましたが、正しい手順を踏んで丁寧に施術をすると患者さまに大きな幸福度を与える治療です。

 

もちろん感染であったり、器具のトラブルも起こりうる事象です。そのようなことが起きないように、デンタルクリニック麻布仙台坂では事前の診断をとても大切にしています。

 

 

歯周病が重度な患者さまであれば、歯周病の改善が行われて細菌の活動性が制御可能な範囲内になるまではインプラントの施術は行いません。

 

 

また、器具のトラブルは多くの場合は咬合力から生じるものです。

当院ではインプラント施術前に精密検査を推奨しており、咬合を含めた口腔内の問題を包括的にクリアにする事前診断を行なっています。

 

[精密検査について詳しく知りたい方はこちら]

 

 

患者さま、歯科医師が末長く相互に安心できるインプラント治療を目指しています。インプラント治療について気になることは何でもご相談ください。

 

 

インプラント専門ページも併せてご覧ください。

 

 

 

 

世界一の規模であるインプラント専門研究機関ITIに関してもご案内致します。インプラントに関して更に詳しく知りたい方はこちらのページもご覧下さい。

 

 

入れ歯とインプラント

入れ歯が外れやすかったり、日々のケアが大変である方にはオールオン4という治療方法やオーバーデンチャーという治療方法があります。

 

まずは、歯科医院で適正な入れ歯を作製します。その入れ歯からレントゲンに映るように加工したラジオグラフィックガイドというものを作製します。そのラジオグラフィックガイドを付けた状態のCTデータからストローマンガイドを作製することも可能であり、複数本のインプラントを高い精度であんしんして埋入することが可能になります。

 

 

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