MENU

サイナスリフト

サイナスリフト


麻布十番の歯医者・歯科『デンタルクリニック麻布仙台坂』のブログです。

 

本日は「インプラントの骨造成」をテーマにお話します。

 

皆さまはインプラント治療をご検討の際に「骨が足りないのでインプラントはできません」と言われたことはありませんか?

 

 

 

骨が足りないのでインプラントは出来ないと言われた方、諦めるのはまだ早いかもしれません。

 

 

 

インプラントの周りに骨を足すことを「骨造成」といい、骨造成を行うことでインプラント治療をすることが可能になります。

 

 

<骨造成のイメージ>

 

 

骨造成には目的や部位によって、いくつか種類がありますが、本日は上顎の骨の高さを増幅させる「サイナスリフト」という術式を実際の治療ステップも添えてご紹介します。

 

 

 

 

インプラントにおける骨造成

<サイナスリフト>

 

まずは診断が大切です。

インプラント治療をお考えの患者さまには、そもそもどうして歯を抜かないといけなくなったのかを質問する必要があります。

 

「虫歯で歯が崩壊し、抜かないといけなくなった」

「歯周病で歯がグラグラして抜いた」

「歯が割れてしまい、歯茎が腫れた」

 

このように歯を抜く理由はいくつかあります。

 

原因を解決するような治療を行わないと、インプラント治療後にネジの破損やインプラントの感染などのトラブルを引き起こしてしまいます。

 

 

デンタルクリニック麻布仙台坂では、どのような治療が10年後や20年後も高い満足度をもたらすかを見極めるために、治療の前にお口の中を包括的に診査する「精密検査」というものをご提案する場合があります。

『精密検査について詳しく知りたい方はこちら』

⬆︎click here⬆︎

 

 

さて、患者さまそれぞれの口腔内の問題が明確になれば、次は治療計画の立案です。

 

 

このように、右上の奥歯が無い症例を参考に説明します。

 

この患者さまは右上の奥歯に3本インプラントを追加しないといけません。

 

計画を立てる際は、常にかみ合わせを意識することを心がけています。つまり、力学的に最も安定する位置にインプラントを埋入する必要があります。

 

もし正しい位置にインプラントを埋入できていないと、ネジの破損や被せ物の破損を惹起してしまうのです。少しのズレがトラブルを招いてしまうのです。

 

 

 

かみ合わせを考える上で、当院では多くの症例においてワックスアップというものを作製しています。

 

将来、インプラントの歯が入るであろう位置にワックス(灰色のもの)で形を作り、三次元的な設計図を作製します。

 

次に、しっかりと骨があるのかどうかを確認するためにCTを撮影します。

 

 

ここからがアナログとデジタルとの融合です。

 

(⬆︎黄色い線:模型の表面 青い線:ワックスの形⬆︎)

 

 

模型のスキャンデータ(STLデータ)とCTのデータ(dicomデータ)をコンピュータ上で重ね合わせると、ワックスアップの真下に骨があるかを確認することができます。

 

そのマッチングしたデータを参考にして、上写真のようにストローマン ガイドという手術サポート用の器具を作製します。

 

そうすると、少しのズレも許されない難しい症例であっても正確にインプラントを埋入することができます。

 

 

さて、本題の骨が足りない時のお話に戻ります。

ワックスアップを参考にインプラントを計画すると、上の写真のように6mmほど骨の高さが足りないことがわかります。

 

インプラントは最低でも6mm以上のサイズを使用しないと、予後が悪いとされます。

 

足りない6mmの骨は他の場所から採取した自身の骨と人工骨を混ぜたものを、頬のあたりの骨に小さな小窓を作って追加します。

 

しっかりと骨を足して、同日にインプラントを埋入することもできます。既存の骨が著しく少ない場合では、半年以上の待機期間を設けた後にインプラント埋入を行う場合もあります。

 

いかがでしょうか。

 

他院さまで骨が足りないことを理由にインプラントを断られることもあると思います。

 

しっかりと学術上のルールに則りながら丁寧に外科処置を行うと、難しいケースであってもインプラント治療が可能になることもあります。

 

諦めないでご相談ください。

 

※術後は疼痛、腫脹を伴う場合があります。事前にしっかりと説明させて頂きます。

 

東京都港区麻布十番の歯医者・歯科

デンタルクリニック麻布仙台坂

東京都港区南麻布1丁目3-7

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ