歯のクリーニングとは?効果・頻度・PMTCやエアフローとの違い|ブログ|デンタルクリニック麻布仙台坂|麻布十番の歯医者・歯科 インプラント

電話アイコン03-3456-6411

〒106-0047 東京都港区南麻布1丁目3−7
プレール麻布仙台坂 1階

MENU
WEB予約
歯のクリーニングとは?効果・頻度・PMTCやエアフローとの違い

歯のクリーニングとは?効果・頻度・PMTCやエアフローとの違い

歯のクリーニングとは?効果・頻度・PMTCやエアフローとの違い

 

みなさんが最後に歯科医院でクリーニングを受けたのはいつでしょうか?

 

「歯科クリーニングでは何をするの?」
「歯のクリーニングはどのくらいの頻度で受ければいい?」
「PMTCやエアフロー、歯石取りは何が違うの?」

このような疑問をお持ちの方も多いと思います。

歯科医院で行うクリーニングは、毎日の歯磨きだけでは落としきれないプラーク(歯垢)やバイオフィルム、歯石、着色汚れなどを、専用の器具を使って除去するケアです。

毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのクリーニングを組み合わせることで、虫歯や歯周病の予防につながります。

 

このブログでは、歯科クリーニングの内容や効果、受ける頻度、PMTC・スケーリング・エアフローの違いなどについて、歯科衛生士がわかりやすく解説します。

 


歯科クリーニングとは?

歯科クリーニングとは、歯科医院で専門的な器具を使用して、お口の中に付着した汚れを除去する処置です。

毎日丁寧に歯磨きをしていても、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目などには、歯ブラシだけでは落としにくい汚れが残ることがあります。

特に、プラーク(歯垢)が時間の経過とともに硬くなってできる「歯石」は、通常の歯磨きでは取り除くことができません。

そのため、毎日のセルフケアに加えて、定期的に歯科医院で専門的なクリーニングを受けることが大切です。

 


歯科クリーニングはどのくらいの頻度で受ければいい?

 

口腔内に関心が高い方は1〜3ヶ月に1回のクリーニングのために歯科を受診しています。

 

口腔内環境によって推奨頻度は異なりますが、当院では、セルフケアが比較的上手な方には4ヶ月毎・むし歯や歯周病のリスクがある方には3ヶ月毎のクリーニングをご提案しています。

 

これにはしっかりとした理由があります。

歯石除去を含むクリーニングを行った後に何日が経過すると元通りに戻ってしまうのか?という歯周病の研究データがあります。

この結果として、90〜100日程度で口腔内の細菌数は元通りに増えてくることが明らかになっているので3,4ヶ月に1回のクリーニングが推奨されるのです。

 

特に、

  • 歯石が付きやすい方
  • 歯周病のリスクが高い方
  • 磨き残しが多い方
  • 歯間ブラシやフロスなどの使用が難しい方
  • 矯正治療中の方
  • 喫煙習慣がある方

などは、お口の状態に合わせて、より短い間隔でのメインテナンスが必要になる場合があります。

「痛くなってから歯医者に行く」のではなく、問題が起こる前から定期的にお口の状態を確認し、予防していくことが大切です。

 

 


クリーニングで細菌数を減らす

 

お口のなかには沢山の細菌たちが住んでいます。

 

クリーニングを定期的に受けており、比較的綺麗に歯を磨けてる方でも“1000〜2000億個”

あまり上手に歯を磨けていない方は“4000〜6000億個”

ほとんど歯を磨けてない方は“1兆個”

 

この細菌たちが集合体をなしてバイオフィルムが形成されて歯の表面に付着します。バイオフィルムとは、細菌たちが作り出したぬるぬるした膜の総称を指します。

 

身近なところであれば、キッチンの排水溝や浴室のぬめりの汚れも同じバイオフィルムなのです。このバイオフィルムはそのままにしておくとぬるぬるしているので歯の表面に細菌たちがくっつきやすくなり、「むし歯」や「歯周病」だけではなく「口臭」の原因にもなります。

 

細菌は唾液に含まれるカルシウムやリンとも集合体をなして歯石を形成します。

歯石は表面が粗造であるので新たにプラークが付着しやすい環境を作り上げる性質があります。

厄介なことにこの歯石は歯ブラシでは除去することが出来ません。

歯科医院での超音波を使った振動器具で歯を傷つけずにとる専門的なクリーニングが必要となります。

市販の器具で自分で歯石を取ってみようとする方をたまにお見かけしますが、絶対に控えてください。

歯に傷がつくと更に歯石が付きやすい環境を作り上げることに繋がってしまうこともあります。

 

また、喫煙習慣がある方はタバコの成分であるタールの影響でヤニ汚れも着いてきます。

紙タバコと電子タバコでは含まれるタールの量が紙タバコの方が多いため、電子タバコより紙タバコの方がヤニが付きやすいと言われています。

そしてコーヒーや紅茶、赤ワインなどの色が濃い飲食物を好まれる方は着色汚れなどが歯の表面に付着していきます。

 

 

このように歯には「歯石」「バイオフィルム、歯垢」「着色やヤニ」といった付着物があるのですが、ご自身のセルフケアで落とせる汚れはプラーク(歯垢)だけなのです。

着色汚れや歯石はセルフケアでは落とせない付着物なので歯科医院でのクリーニングが必要になります。

 

PMTCイメージ

 


歯科クリーニングでは何をする?

 

歯科クリーニングでは、お口の状態を確認したうえで、必要な処置を組み合わせて行います。

 

1.お口の状態をチェック

まず、歯や歯ぐきの状態、プラークの付着状況、歯石、着色汚れなどを確認します。

歯周ポケットの状態なども確認し、一人ひとりのお口の状態に合わせてクリーニングを行います。

2.スケーリングで歯石を除去

スケーリングとは、専用の器具を使用して歯の表面や歯と歯ぐきの境目に付着した歯石を除去する処置です。

歯石は歯ブラシでは除去できないため、歯科医院で定期的に取り除く必要があります。

 

3.歯面をクリーニング

普段の歯磨きでは落としにくいプラークやバイオフィルムなどを除去し、歯の表面をきれいに整えます。

当院では、患者さま一人ひとりの口腔内の状況やお悩みに合わせて、使用するペーストを選択しています。

 

5.セルフケアのアドバイス

クリーニングでお口をきれいにするだけではなく、毎日のセルフケアも大切です。

歯ブラシだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシなど、一人ひとりのお口の状態に適したケア用品や使用方法をご案内します。


歯科クリーニングにはどんな効果がある?

歯科クリーニングには、以下のような効果が期待できます。

 

虫歯や歯周病の予防につながる

歯の表面や歯と歯ぐきの境目に付着するプラークやバイオフィルムを除去することで、虫歯や歯周病の予防につながります。

特に歯周病は、自覚症状がないまま進行することもあるため、定期的にお口の状態を確認することが大切です。

 

歯石を除去できる

一度付着した歯石は、歯ブラシでは取り除くことができません。

歯科医院で定期的に歯石を除去することで、お口の中を清潔な状態に保ちやすくなります。

着色汚れをきれいにできる

コーヒーや紅茶などによる着色汚れを除去することで、歯本来の色を取り戻し、見た目の印象を整えることができます。

ただし、歯科クリーニングは歯そのものを白くする「ホワイトニング」とは異なります。

 


PMTC・スケーリング・エアフローの違い

 

歯科クリーニングについて調べていると、「PMTC」「スケーリング」「エアフロー」という言葉を目にすることがあります。

それぞれ目的や使用する器具が異なります。

方法 主な目的 主に除去するもの
スケーリング 歯石の除去 歯石
PMTC 歯面の専門的な清掃 プラーク・バイオフィルム・軽度の着色など
エアフロー バイオフィルムや着色の除去 プラーク・バイオフィルム・軽度〜重度の着色など

お口の状態によって必要な処置は異なるため、すべての方に同じクリーニングを行うわけではありません。

歯石の量や着色、歯ぐきの状態などを確認したうえで、一人ひとりに適した方法をご提案します。


歯医者でクリーニング:PMTC

 

歯の表面に付着した歯石やバイオフィルム、着色やヤニを除去する歯医者でのクリーニングをPMTCといいます。

保険診療では、歯周病の治療の一環として超音波による歯石除去が行われますが、あくまで歯石に含まれる細菌数を減らして歯周病の改善を目標とした医療行為です。

着色やヤニは狭義では細菌感染症ではないので、厳密には保険診療の対象外になります。

着色を取るのは自由診療としているクリニック様もあるので事前に確認をすることをお勧めします。

 

PMTCとは

P professional 

M mechanical 

T tooth

C cleaning 

の略で、歯科の専門器具を使用したクリーニングのことをいいます。

 

PMTCでは飲食物による着色やヤニ汚れ、バイオフィルムを除去することができます。

さらに患者様の口腔内の状態に合わせて、染め出して汚れのついている箇所を確認したり、適切なクリーニングペーストを使用してつるつるに磨き、仕上げていくことができます。

例えば、歯周病に罹患しやすい方には歯周病予防効果の強いペーストをを使用することで歯周病予防対策を図ることも出来ますし、着色がつきやすい方はステイン除去効果が高いものを使用します。

 

歯の表面が滑沢な状態であれば、細菌は付着しにくい環境になりますし、着色汚れも付きにくくすることができるのでクリーニング後の細菌の後戻りを予防することが可能になります。

 

 


エアフロークリーニング

着色やヤニ取り、バイオフィルムを除去する際に『エアフロー』という機器を使用してクリーニングをします。

このエアフロークリーニングではお水とパウダーを同時に歯面に吹き付けて汚れを取ります。

 

粉はメーカーによってはナトリウム(塩と同じ成分)が配合されているものもあるのですが、ナトリウムが配合されているものだと高血圧や妊娠高血圧症候群の方などは使用できなかったり、粒子が荒く歯面が傷ついてしまうものもあります。

他にもグリシンというアミノ酸を使用したエアフロークリーニングを行うこともあります。

 

当院では『フラッシュパール』という主に炭酸カルシウムが成分の粉を使用しておりますので、高血圧の方でも安心して受けていただけることができます。

 

非常に細かい粒子で歯面へのダメージを最小限におさえ、なめらかに仕上げることができます。

 

 


クリーニングで歯が白くなる?

 

よく「クリーニングとホワイトニングの違いはなんですか?」や「クリーニングで歯は白くなりますか?」とご質問をいただくことがあります。

 

クリーニングでは”歯の表面“についたプラーク(歯垢)や歯石・バイオフィルムなどの細菌叢や、ヤニ・飲食物の着色汚れを落とすことを指しており、ホワイトニングは薬剤の力によって“歯の内部”の色素を分解し歯そのものの色を白くすることを指します。

 

もちろん着色汚れなどがなくなれば歯が白くなったと感じてもらえることも多いと思いますが、歯そのものの色が変わったわけではなく、汚れがなくなった分本来の歯の色が見えるようになったということです。

歯の表面の細菌や着色をとるクリーニングと歯の内部を白くするホワイトニングを併用することでは本来の白さが映えるようになるので定期検診のタイミングでクリーニングとホワイトニングをどちらも行うことはオススメです。

 

ホワイトニングについて詳しくはこちら→

 

 


 

歯科クリーニングは痛い?

 

歯科クリーニングの痛みには個人差があります。

歯石が多く付着している場合や、歯ぐきに炎症がある場合、知覚過敏がある場合などには、クリーニング中にしみたり、痛みを感じたりすることがあります。

痛みや刺激が苦手な方は、施術前に歯科衛生士へお伝えください。

お口の状態を確認しながら、できるだけ負担の少ない方法でクリーニングを行います。

 


当院の歯科クリーニング

 

当院では、担当の歯科衛生士が患者さまのお口の状態を確認し、一人ひとりに合わせたクリーニングとセルフケアのサポートを行っています。

 

単に歯の汚れを落とすだけではなく、虫歯や歯周病のリスク、磨き残しの場所、歯ぐきの状態などを確認し、今後のお口の健康につながるケアをご提案します。

歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどのセルフケア用品についても、お口の状態に合わせてご提案しています。

「自分に合った歯磨き方法がわからない」
「歯間ブラシやフロスの使い方が合っているかわからない」
「歯石や着色が気になる」

 

このようなお悩みがある方も、ぜひご相談ください。

 

デンタルクリニック麻布仙台坂

歯科衛生士 山崎

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ