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歯科の定期検診はどのくらいの頻度?3〜4ヶ月に1回がおすすめな理由

歯科の定期検診はどのくらいの頻度?3〜4ヶ月に1回がおすすめな理由

歯科の定期検診・クリーニングはどのくらいの頻度?3〜4ヶ月に1回がおすすめな理由

 

 

東京都港区麻布十番の歯科・歯医者「デンタルクリニック麻布仙台坂」のブログです。

 

本日は定期検診・クリーニングの大切さについてお話をします。

 

皆さんが歯科医院に行くタイミングはどのような時でしょうか。

 

痛みなどの症状や問題が起きていない場合でも歯科医院へ行きますか?

 

 

『歯に痛みがある』

『歯茎が腫れた』

『詰め物、被せ物がとれてしまった』

 

など、症状や問題が起きてから歯科医院に行くことの方が多いのではないでしょうか。

 

定期検診やクリーニングは仕事やプライベートが忙しいと、つい後回しにしてしまいがちかと思います。

しかしながら忙しい時にこそ検診・クリーニングは大切なのです。

 

 

何かの症状が出てからでは、既にむし歯や歯周病が進行しており、組織が崩壊している場合も少なくはありません。

 

そのような状態であれば、もちろん治療が必要となります。

 

治療が必要になる場合は即日の治療で終わることもありますが、来院回数が多くなるケースももちろんあります。

 

結果的として通院期間や通院回数が増えるだけではなく、治療費も高額となってしまうのです。

 

お口の中の問題を早期発見・早期治療をすることができれば、大きな治療介入を防ぐ事ができます。

そのために定期的に検診を受けるということがとても大切なのです。

 


 

定期検診とは、定期的にお口の中を診ることで、今現在のお口の中の状態を把握するということです。

 

「新しいむし歯ができていないか」

 

「むし歯になりかけていたところが進行していないか」

 

「歯茎の状態は健康なのか」

 

「歯周病になっていないか、または歯周病が悪化してきていないか」

 

など検診を受けることでわかる事がたくさんあります。

 

またお口の中の状態を把握することによって、日々のご自分でのセルフケア (歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ等の使い方) が適切であるのかどうかも確認する事ができます。

 


 

定期検診と同様に定期的なクリーニングも大切です。

 

クリーニングとは、言葉の通り「お口の中を綺麗にする」ということです。

お口の中を綺麗にすることで後述する細菌の数を減らし、健康増進を行います。

 

毎日のセルフケアを頑張っている方も沢山いらっしゃると思います。

 

反対に、忙しくなると雑になってしまったり、やり方はわかっていても継続してしっかりしたケアができていない方もいらっしゃると思います。

 

日々のセルフケアが疎かになると、悪い細菌たちが増えてしまい、虫歯や歯周病になるだけではなく、口臭やお口の中のねばつき、表面の黄ばみの原因にもなるのです。

 


 

 

お口の中はもともと細菌や微生物が数百億個も生息していると言われています。

 

大人の口の中で300~700種類ほどあり、歯をよく磨く人で1000〜2000億個、あまり磨かない人で4000〜6000億個、さらにほとんど磨かない人では1兆個もの細菌が繁殖しているのです。

もちろんすべてが悪い菌ばかりではなく良い菌も存在しています。

 

最近ではニュースや携帯のコラムなどで「口内フローラ」という言葉がよく使われているのをご存じでしょうか?

 

フローラとは良い菌も悪い菌も含めた細菌の集団の事を指します。

 

近い言葉で「腸内フローラ」という言葉がありますが、こちらのほうが聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

 

良い菌のことを善玉菌とよび、悪い菌のことを悪玉菌とよびます。この細菌集団のバランスをとることが健康につながっていきます。

 

口内細菌には善玉菌と悪玉菌だけではなく、どちらの味方にもなる日和見菌というのも存在しています。

実はこの日和見菌が口内細菌のなかで圧倒的に数が多く、善玉菌が優勢な状態であれば善玉菌に加勢し、悪玉菌が優勢な状態であれば悪玉菌に加勢するという様にどちらか優勢な方と同じ働きをする菌です。

 

これらの細菌は歯垢(プラーク)・唾液・舌苔の中に存在しています。

歯磨きができていないことだけではなく、身体の免疫力が低下することでも口の中の細菌のバランスが崩れて、虫歯や歯周病を引き起こす原因菌が増えてリスクが高まっていきます。

 

 

お口の中の代表的な細菌には、『ジンジバリス菌(歯周病原菌)』『ミュータンス菌(むし歯菌)』の2種類があります。

 


『ジンジバリス菌(歯周病原菌)』とは?

ジンジバリス菌が増えると、歯肉に炎症がおきます。

炎症が起きると歯肉は脆弱になり、よく歯茎から血が出るようになります。

 

血液をエサにジンジバリス菌は増え続けていきます。

細菌数が増えると、メタンや硫化水素などのガスを発生させるので口臭がひどくなります。

 

このジンジバリス菌は嫌気性菌という種類で、空気が嫌いな菌たちなので空気が入ってきにくい歯周ポケットのなかにどんどん侵入していき歯周病をどんどん悪化させていきます。

 


『ミュータンス菌(むし歯菌)』とは?

ミュータンス菌は、むし歯の原因菌として有名な菌です。

ミュータンス菌は嫌気性菌ではないので、空気があってもなくても増えていく菌たちです。

 

ミュータンス菌はデキストラン(ベタベタした分泌物)という物質をだして歯に粘着しようとします。

そして歯に粘着すると、摂取された食べ物のなかの砂糖を分解し、乳酸を作りだして歯を溶かすようになります。

このように細菌の影響でどんどん歯が溶けてしまうことを『むし歯』といいます。

 


 

お口のなかの悪玉菌はお腹の中の菌とは違い、歯周ポケットやむし歯の穴から血管内に侵入することができます。

血管内に侵入した歯周病菌は血液によって全身をめぐり、全身疾患に悪影響を及ぼします。

 

 

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歯周病菌と心筋梗塞との関連は強く指摘されており、心筋梗塞の病変部から歯周病菌が見つかったことが根拠となっております。ご興味があれば世界的に有名な以下の論文もご覧ください。

 

Beck J, Garcia R, Heiss G, et al: Periodontal disease and cardio- vascular disease. J Periodontol 67: 1123–1137, 1996

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8910831/

 

Joshipura KJ, Hung HC, Rimm EB, et al: Periodontal disease, tooth loss, and incidence of ischemic stroke. Stroke 34: 47–52, 2003

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12511749/

 

このような重篤な疾患を予防するためにもクリーニングはとても大切です。

 


 

声を大にしてお伝えしたい私たちの想い

 

それは、あなたの口の健康、そして全身の健康を守るのに本当に大事なことは『その都度の治療』ではなく『定期検診とクリーニング』なのです。

 

 

 

毎日しっかりケアできているようでも、見えないところや手の届きにくいところはあるものです。歯科医院でのクリーニングを行うことで日々のケアでは足りない部分を補います。

 


歯科の定期検診はどのくらいの頻度で受ければいい?

 

歯科の定期検診を受ける頻度は、すべての方が同じというわけではありません。

むし歯や歯周病のリスク、歯石のつきやすさ、毎日のセルフケアの状態、過去の治療歴などによって適切な間隔は異なります。

しかし、健康なお口の状態を維持するためには、当院では少なくとも3〜4ヶ月に1回程度の定期検診・クリーニングをおすすめしています。

 

定期的に歯科医院を受診することで、むし歯や歯周病などの変化を早い段階で確認できるだけでなく、普段の歯みがきでは取り除きにくいプラークや歯石などの汚れも専門的にケアすることができます。

 

「歯が痛くなったら歯医者に行く」のではなく、症状がないときから定期的にお口の状態を確認することが、将来の歯を守るために重要です。

 

定期的にクリーニングすることによって少しずつ細菌たちを減らすことができ、細菌たちが繁殖しにくい環境を作りあげることができるのです。

 


 

歯科の定期検診では何をする?

 

歯科医院での定期検診では、単に歯をきれいにするだけではありません。

お口の状態に合わせて、以下のようなチェックやケアを行います。

 

むし歯のチェック

歯の表面や歯と歯の間などを確認し、むし歯の有無や変化をチェックします。

小さなむし歯や初期の変化を早期に発見することで、必要以上に歯を削ることを避けられる場合があります。

 

歯周病のチェック

歯ぐきの腫れや出血、歯周ポケットの状態などを確認し、歯周病の進行状態をチェックします。

歯周病は自覚症状がないまま進行することもあるため、定期的なチェックが重要です。

 

歯石・プラークの除去

毎日の歯みがきだけでは取り除くことが難しい歯石や、残っているプラークを専門的な器具を使用して除去します。

お口の中を清潔な状態に保つことは、むし歯や歯周病の予防につながります。

 

セルフケアの確認

歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシなどが適切に使用できているかを確認します。

磨き残しが多い部分や、歯並び・歯ぐきの状態に合わせて、より効果的なセルフケア方法をご案内します。

 

また、当院では自由診療でより予防の効果を得られるPMTCも行なっております。

 

 

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「痛くないから歯医者に行かなくてもいい」は要注意

 

むし歯や歯周病は、初期段階では痛みなどの自覚症状がないことがあります。

痛みが出てから受診すると、すでに治療が必要な状態まで進行していることもあります。

 

そのため、症状がないときから定期検診を受け、お口の健康状態を確認しておくことが大切です。

 

「今は特に気になる症状がない」という方も、ぜひ定期的な歯科検診を習慣にしましょう。

自覚症状がないとつい忘れがちになる定期検診ではありますが、症状が出る前に来院することがとても大切です。

 

このブログを読んで

「最近歯科医院に行ってないな」

「しばらくクリーニングしてないかも?」

と思った方は、ぜひご来院ください。お待ちしております。

 

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